電通と博報堂の種目別売上高前年同月比をグラフ化してみる(2009年11月分):Garbagenews.com
10月分データと比べると、「雑誌」の下落ぶりが半端ないこと・「新聞」の下落も見ると「紙媒体の凋落ぶりが見える」のは同様だが、「テレビ」の下落がやや落ち着いているように見える。また、金額の大小は別にしても、「前年同月比でプラスを見せたのは、電通のインターネットメディア部門と、博報堂のその他部門のみ」「他部門はすべてマイナス」なのも分かる。ただし博報堂の「その他部門」は金額的に少額(インターネットメディアの1/3程度)でしかなく、大勢に影響を与えるわけではない。
会社別で見ると、「新聞」「雑誌」は両社とも同じような状況。それを除く項目は「その他」以外すべて博報堂の方が、前年同月比のマイナス値は大きい結果となっている。先月では合計値は電通の方が大きかったが、今月は合計値でも博報堂の方が大きい下げが確認できる(額面が大きい「テレビ」が、博報堂の方が大きな下げ率だったのが効いている)。やはり先月指摘したように「多項目で電通への一極集中ぶり」の可能性は否定できまい。広告を出稿する企業側も使える予算が限られてきたために「あちこち割り振るよりは集中依頼を」と考えているのだろうか。
